1947-09-29 第1回国会 参議院 本会議 第33号
次に東京より水戸、仙臺方面に通ずる常磐ルートにおきましては、荒川沖の断線と、東京より宇都宮、仙臺以北に通ずる東北ルートにおける栗橋の断線は、洪水によりまして、工事局員の懸命な努力にも拘わらず容易に復旧の見込が立ちませんので、應急の措置といたしまして、十六日以來、宇都宮、水戸、仙臺、札幌向けの裸電信線六本、又仙臺、青森向け裸電話線九本を臨時作成いたしますと共に、宇都宮、仙台、札幌向けの國内無電を強化活用
次に東京より水戸、仙臺方面に通ずる常磐ルートにおきましては、荒川沖の断線と、東京より宇都宮、仙臺以北に通ずる東北ルートにおける栗橋の断線は、洪水によりまして、工事局員の懸命な努力にも拘わらず容易に復旧の見込が立ちませんので、應急の措置といたしまして、十六日以來、宇都宮、水戸、仙臺、札幌向けの裸電信線六本、又仙臺、青森向け裸電話線九本を臨時作成いたしますと共に、宇都宮、仙台、札幌向けの國内無電を強化活用
また仙臺以北につきましても、青森までの間に三箇所ばかりやはり橋梁の流失のために線路が破壊されまして不通になつております。從つて北海道、東北地方における通信は電信、電話とも不通の場所が非常に多うございましたので、公衆に御迷惑をかけている現状でありまして、これの被害復舊につきましては、目下極力努力いたしておりますが、まだただいまのところはいつ復舊するか見透しがついていないような次第であります。